生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ




ウイルスは生命に属さないと言われるが、増殖もするし生命っぽいのに
何でなのか?

そうだ、ウイルスについてもっと知ろうという気になり、調べてみるとこの
本が2007年のベストセラーになったというので、早速図書館で借りてきた。


本にはあっけなく、生命とは自己複製するシステムであり、、ウイルスは
生命ではないということが書かれておりいた。

動物、植物、菌類は自分で細胞を分裂させるが、ウイルスは他の生物に
寄生しないと生きて行けず、ウイルス単体では分裂もせず、結晶にもな
ることができるという。

なので、菌類に比べると、ウイルスというのは幾何学的な形をしているも
のもあるという。

ウイルスというのは、小さすぎて光学顕微鏡では見ることができないため、
昔は、なぜ人が病気になるのかわからない部分も多かったが、電子顕微
鏡が発明され、ウイルスが発見されたという話や、野口英世とか、ロザリ
ンド=フランクリンと行った、生物学者のことなどにも触れられており、
なかなか面白い本だった。

ただ、ウイルスについてもう少し科学的に理解するには他の本も読む必
要があると感じた。


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[ 2018年02月16日 04:08 ] 生物 | TB(-) | CM(0)

生命を支えるATPエネルギー

生命を支えるATPエネルギー



ATPはアデノシン三リン酸といって、人間の代謝で使われる大変重要な
物質であることを高校のときに学ぶが、人間の代謝に限らず、動物、植
物、菌、細菌などすべての生物の細胞内に存在するエネルギー物質で
ある。

動物の場合、糖質をエネルギーにしているが、その糖質のエネルギー
を体内に蓄える際、ADP(アデノシン二リン酸)にもう一つのリン酸を
結合させてATPとしてエネルギーとし、筋肉などを動かすときにATPを
ADPとして分解して蓄えたエネルギーを放出する。


植物の光合成の場合、ATPは明反応と暗反応で使われ、明反応で、
水を酸素分子と水素イオンに分解すると同時にATPが合成され、
暗反応で二酸化炭素を糖に変えるときにATPは消費される。

何で、こんな回りくどい仕組みになっているかというと、糖を直接燃焼
させてエネルギーを取り出すと、莫大なエネルギーが放出され使えな
いので、使えるエネルギーの量が絶妙なATPが使われているというの
である。

炭素、酸素、水素、窒素以外の基本的な元素以外に、このリンという
元素が使われるのは、エネルギー的に絶妙というのは分かったが、
生命の誕生の過程で、よくこのような物質を使うことを選択したもので
ある。

関連記事
生と死を握るミトコンドリアの謎(2012/11/24)
http://yama2190.blog.fc2.com/blog-entry-717.html




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[ 2018年02月02日 04:34 ] 生物 | TB(-) | CM(0)

肥満遺伝子

肥満遺伝子




私も体重100kgを経験したことがある。

また、今でも84kgあり、まだまだ肥満気味なので肥満遺伝子と聞くと気に
なってしまう。

肥満というのは遺伝によるものなのか、環境によるものなのかどっちが
要因なのかと2択で言われることがあるが、結局はどちらの要因も関係
があるというのが、答えのようである。

アメリカのピマ族というインデアンは、アメリカのアリゾナ南部に居住する
グループと、メキシコに定住したグループがあるが、アメリカの方のピマ
族は農業から離れて高脂肪食のアメリカ風に変化した途端、成人の
90%が高度な肥満を呈しているが、メキシコで酪農をしているピマイン
ディアンは痩せたままだという。

これは環境が変わったからと言えなくもないが、そもそもアメリカにいる
ピマ族の90%も肥満なのだから、遺伝によるものとも言える。

そんな肥満であるが、レプチンというホルモンが関係しているということ
が、長年の動物実験で明らかになったということが本に書かれていた。

その関係を見つけた方法とは、ネズミどうしを外科手術でくっつけると
いうパラバイオーシスという方法である。

Fatmouse.jpg

普通のマウス、ob/obマウスという遺伝性肥満マウス、db/dbマウスという
糖尿病肥満マウスをパラバイオーシスでくっつけ、ホルモンを共有させる
ことで、

・正常マウスとob/obマウスの組合せでは、ob/obマウスの体重が減少
・正常マウスとdb/dbマウスの組合せでは、正常マウスが餓死
・ob/obマウスとdb/dbマウスの組合せでは、ob/obマウスの体重が減少

という結果が出たという。

詳しい説明は医学的な話なので、私にもあまり理解できなかったが、
ようするにこういった実験で、レプチンとかインスリンの効果を実証した
ということらしい。

実験される動物もかわいそうではあるが、こういった動物実験がある
からこそ、こういったホルモンの作用がわかり、医学が発展するわけで、
人間の発展のためにはやむを得ない犠牲なのだろうと思った。


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[ 2018年01月23日 04:55 ] 生物 | TB(-) | CM(0)

ダーウィン入門

ダーウィン入門



ライフワークの一つとして、自然科学や工学の本を読んで知識を深める
というものがあるが、生物学については最近読めていなかったので、
進化論の本でもと思い、ダーウィン入門という本を借りた。

ダーウィンとか、進化論とか、あまり深く知らなかったので、この本で
知識を増やすことができた。

ただ、内容が難しく、とても入門という本ではなかったが、ダーウィン
が生きた時代の生物学の背景とか、現代でも論争が続いているダーウィ
ンの自然淘汰説(自然選択説)と、1960年代に日本人が提唱した中立
進化説というものがあり、激しい論争の末、現在は両論とも正しいと
なっているがそれでも、まだ論争が続いている話が把握できた。

また、生物学も、化石などから進化をたどるという意味で地質学とも
関係があるし、進化の過程で色々な標本があり、それを統計学を使っ
て仮説を検定していくといった学問間のつながりなどもあることが
理解できた。

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[ 2017年12月19日 04:04 ] 生物 | TB(-) | CM(0)

まだ誰も解けていない科学の未解決問題

最近、数学とか物理のいわゆる「未解決問題」に興味があるため、その界隈
の本を読み漁っている。

そんな中で、竹内先生の分かりやすそうな未解決問題の本があるので、
図書館で借りてみた。

この本を読んで2点ほど書きたい。

12個の未解決問題が挙げられ、物理や数学だけではなく身近な未解決問題
にもこの本では触れられていたが、その中でも「心脳問題」が一番興味深かっ
た。

我々人間を構成する物質は分子からできており、いろんな化学反応やら、
電気信号により生命活動をしているわけだが、その中でも我々の「意識」と
いうのは、物理や化学でいうと何でできているのか?というと色々な説は
あるものの何も解決していないという。

心と体については哲学的なアプローチについては、昔、高校の現代社会な
どで習った覚えはあるが、科学的なアプローチなど考えたこともなかったので
これから深堀して調べたいテーマの一つになった。

あと、もう一つは「問題」に関する考え方である。

我々社会人は「問題」には未解決であるのが当たり前だと思えるわけであるが、
学生のころには解決している問題についてその解き方を教えられる。

学生は、学校で解答のある問題ばかりといていたので、社会に出て未解決な
問題にぶち当たるわけであるが、そこで世の中は未解決の問題もあるのだと
思える人間と思えない人間がいて、そこで最初の振り分けが始まるのだと
改めて思った。


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[ 2016年06月15日 04:44 ] 生物 | TB(-) | CM(0)

マンガでわかる米の疑問

我々日本人のほとんどが毎日当たり前のように食べているお米について
のいろいろな雑学的な知識が得られる本である。

米のブランドにコシヒカリとササニシキがあるという子供のころからの知識
があったが、実はすでにササニシキという銘柄が人気があったのは1990
年代前半までで、2005年にはもう作られなくなったという。

なぜかというと、茎が細く折れやすく、いもち病などにもかかりやすく、
味の好みが甘すぎずさっぱりしたササニシキより、甘くて粘りのある
コシヒカリに人気が移ってきたからだという。

いまでは、あきたこまちやひとめぼれといった銘柄もよく聞くようになったが、
米の種類に金芽米というものがあり、これも銘柄かなと思ったら、そうで
はなく、コメの製法についた名前らしい。

他にも、カレーライス専用米とか、コメの種類にもいろいろあることを知る
ことができた。




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[ 2016年03月27日 04:09 ] 生物 | TB(-) | CM(0)

脳を活性化する性ホルモン

本のタイトルをみると、ちょっとエロい本なのかと思い興味があったので、
図書館から借りてみたのだが、内容は女性ホルモンの脳への作用につ
いて書かれた真面目な本だった。

女性ホルモンであるエストロゲンはほとんどが卵巣で作られており、残り
を副腎で作られているのだが、閉経とともに分泌量が大きく低下し、数年
後にはほぼゼロになるという。

一方、男性はテストステロンという男性ホルモンを分泌し、これがエストロ
ゲンに変換され体に作用するが、テストステロンの分泌の加齢による減少
量は女性ほどではないので、結果的に老人の女性ホルモンの量は男性
のほうが多くなるという。

このエストロゲンは脳にも作用し、記憶力などを高める作用があるので、
老人になると女性のほうが男性よりもボケる率が高いという。

他の知識としては、未婚の女性や子供を産んでいない女性の乳がんの
発症率が、そうでない人に比べて高いのも、このエストロゲンと関係して
おり、エストロゲンの分泌量が多いほど乳がんになりやすいということ
である。




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[ 2016年03月09日 04:55 ] 生物 | TB(-) | CM(0)

人体に危ない細菌・ウイルス

お恥ずかしい話だが、細菌とウイルスについてあんまり区別もついていな
かったのだが、この本を読んで理解できた。

ウイルスは小さく、細菌は大きいという大きさの違いもあるが、大きな違い
は染色体があり自分で増殖できるのが細菌、染色体がなく核酸とタンパク
質の殻(カプシド)からなり、自分の力だけでは増殖できないものをウイルス
といい、ウイルスの方は生物の仲間にも入れてもらえないものをいう。

たしかに、インフルエンザとかHIVなどのウイルスについては人間や動物を
媒介して感染し、大腸菌など細菌は食べ物を媒介して感染するものが多い。

ただ、食べ物を媒介して感染するものは全て細菌なのかというとそうでは
なく、ノロウイルスはウイルスで食べ物を媒介しているが、ウイルスに感
染した人間によって汚染された食べ物を他の人が食べることで感染する
ことが理解できた。

あと、細菌の怖いところは増殖するということで、調理した直後では細菌の
数も少なく体に害を及ぼさないが、常温とか多湿状態で保存しておくと、
増殖し、体に害を及ぼすということも理解できた。




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[ 2015年12月27日 04:00 ] 生物 | TB(-) | CM(0)

生命のセントラルドグマ

神奈川県立川崎図書館で、タンパク質に関するサイエンス・カフェがあり、
セントラルドグマという言葉を初めて知った。

アニメとかゲームに出てきそうなネーミングで、エヴァンゲリオンとかいう
アニメでもこの名前が使われた土地の名前があるそうである。

帰る際に、会場の図書館で借りた本がこの本なのだが、私にとっては難し
かった。
セントラルドグマの一連の流れは次の通りであることは理解できた。
・細胞核の中で「DNA」という遺伝情報を、mRNA(メッセンジャーRNA)に同じ
 構造でコピーする。
 (RNAポリメラーゼIIという酵素が使われる)
・コピーされたmRNAがきれいな形に編集され核外に運ばれる。
・細胞膜内にあるリボソームにおいて、アミノ酸を運んできたtRNA(トラ
 ンスファーRNA)が、mRNAの3つずつの塩基配列(コドン)に対応して結合し、
 運ばれてきたアミノ酸が繋がってペプチドを作り、RNAからタンパク質を作
 る。

この本や、理化学研究所の動画などを見て、なんとなく一連の流れ分かった
つもりになったのだが、十分な理解にはまだまだ至らなかった。

まあ、DNAがRNAにコピーされ、RNAの設計図通りにアミノ酸をタンパク質に
かえる一連の流れであることがわかれば、一般人としては十分であろう。




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[ 2015年03月14日 04:10 ] 生物 | TB(-) | CM(0)

サイエンス・カフェ「ただの栄養素?世の中が変わるタンパク質研究」

サイエンス・カフェというものをご存知だろうか?

科学や技術の分野で行われている講演会やシンポジウムのように専門家同士
の集まりとは違い、科学の専門家と一般の人々が、カフェなどの比較的小規模
な場所でコーヒーを飲みながら、科学について気軽に語り合う場をつくろうという
試みである。

昨日は、神奈川県立川崎図書館で、そのサイエンスカフェが行われたので、
行ってきた。
201450301-01.jpg

といっても、ふらっと行けるものではなく、前もって応募しなければならない。

定員40名のところ、93名の応募があり抽選で当選した。

今回のテーマは「ただの栄養素?世の中が変わるタンパク質研究」ということで、
理化学研究所の美川務先生により、タンパク質に関する講義があった。
201450301-02.jpg

図書館の2Fのホールでの講義なのだが、サイエンス・カフェと銘打つだけあって、
飲み物とお菓子も用意されていた。

私も、多少は生化学の本を読んでいたので、タンパク質はなんぞやということ
ぐらいは知っているつもりであったのだが、今回のサイエンス・カフェでさらに
知識を増やすことができた。

2008年に光るタンパク質の発見で下村脩先生がノーベル賞を受賞した。
漠然と知っていただけの話であったが、光る物質がタンパク質であることに
意味があると言うことがわかった。
タンパク質は生体親和性が高いので、異物とみなされず体に取り込まれるので、
これを取り込むと光るので、光る細胞がどこに運ばれるかがわかり、がんの発見
に役立つ話や、

酵素というタンパク質を、正極用のタンパク質と負極用のタンパク質にわけ、
砂糖水で発電したり、

燃料電池については、ショートケーキ1個から単3乾電池100個分の電気を
取り出すことが原理的には可能という話、
将来的には、体液を使って発電するということさえできるかもしれないという
のである。
バックトゥーザフューチャーもびっくりな未来が、もうそこまでやってきている
のである。

また、DNAはいま現在解読されており、少しだけいじって違うタンパク質に
することは可能なのだが、一からタンパク質を作るためには、スーパーコン
ピュータ「京」を使っても、我々の寿命の時間よりも計算に時間がかかると
いう話もあった。

講義の後は、質疑応答があったのだが、専門的な話から、タンパク質と脂質
の違いをご存知のない人の質問、しゃべりが下手で何を話しているのかわか
らない人の質問にまで、噛み砕いてわかりやすく説明してくれて、2時間という
時間があっという間に終わった。

また、機会があればサイエンスカフェに申し込んでみたい。

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[ 2015年03月02日 04:35 ] 生物 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

旅好きおやじの日記

Author:旅好きおやじの日記
職業はIT関係です。
趣味は海外旅行(22カ国制覇)、読書、資格取得です。
取得した資格は以下のとおりで、半分趣味のようになってます。

・情報処理
 ・ITストラテジスト
 ・システム監査
 ・プロジェクトマネージャ
 ・アプリケーションエンジニア
 ・テクニカルエンジニア(システム管理)
 ・テクニカルエンジニア(データベース)
 ・ネットワークスペシャリスト
 ・エンベデッドシステムスペシャリスト
 ・情報セキュリティアドミニストレータ
 ・情報処理一種
 ・情報処理2種
 ・情報セキュリティマネジメント
 ・ITパスポート
 ・情報処理安全確保支援士試験合格
・元PMP
・ITIL V3 Foundation
・Oracle Master Gold
・日商簿記1級
・建設業経理士1級
・英検2級

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