建設業経理事務士1級合格までの道

情報処理試験の合格発表も終わり、また、秋の試験は今回は受けないこと
もあり、資格試験について書くことがない。

過去のブログを見てみると、建設業経理事務士2級について書いて、
「つづく」という終わり方をしていたのを見つけ書きかけであることを
思い出したので、今日は1級について 書いてみたい。

現在は、建設業経理士という名前の試験だが、私が受けた12~13年前は
試験の名前は、建設業経理「事務」士と、「事務」という名前がついていた
ものの、1級試験は、今と同じく

「財務諸表」「原価計算」「財務分析」の3科目を受験しなければならない。

「財務諸表」と「原価計算」については、日商簿記の範囲を狭くして、
易しくした感じで、それに加え建設業経理特有のルールを問うような試験である。
例えば経費を、経費と外注費に明確に分類するな どをいくつか覚えれば、それ
ほど勉強することはないのだが、
「財務分析」は日商簿記とは大きく異なっており、覚えることもたくさんあり
難しかった。

また、建設業経理事務士は科目合格制度がある。
私は、日商簿記1級に合格した次の年の2000年に、それほど勉強すること
もなく、「財務諸表」と「原価計算」に合格ができたが、「財務分析」につい
ては、2000年から難易度が高くなり、解答も切りの良い数字ではなくなった
りもして、そんなことも手伝って不合格となってしまった。

2001年に「財務分析」だけを受験しなんとか合格を果たしたが、思ったより
も手強い試験だったという感想である。

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参考書としては、試験を主催している建設業振興基金が出版している建設業
会計概説と桑原先生のパタ解きぐらいしかなかったがそれで十分だった。




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[ 2013年07月14日 04:28 ] 簿記 | TB(-) | CM(0)

日商簿記1級合格までの道

これまで、日商簿記2級、建設経理事務士2級についての勉強記を紹介した。

今回は、日商簿記1級の勉強記を紹介してみたい。

日商簿記の1級は、2級とは全く別の試験と考えたほうが良い。
難易度が違いすぎるのである。

「大学入試と高校入試」ぐらいの違い、「高度情報処理試験とITパスポート」ぐらい
の違いといっても大げさではない。

知識、計算力、正確性、瞬発力や発想の転換力など、次元が異なる。
2級までは知識だけでいけるが、1級は知恵も要求されるといったところだろうか。

この資格の勉強に必要な時間は、日商簿記2級を取得してから500~1,000時間
は必要と言われ、1回で通るのは難しい、独学は不可能という人もいる。

私の場合、独学で勉強し、2回目でようやく受かった。
(商簿 22/25 会計 18/25 工簿 25/25 原計 16/25 計81(合9.3%))

学習記録を見てみると、1回目が373時間、2回目が317時間なので合計、690時
間も学習時間に費やしたことになる。

先の日商簿記2級の勉強が152時間かかったので、合わせるとまっさらの状態から、
842時間かかっている。
1日2時間として421日。1年2か月2時間のペースでやったことになる。


当時は仕事も落ち着いており、頭の使わない2000年対応が仕事の中心だったこと
もあり、ほとんど定時か残業1時間程度で上がれたので、平日は3時間、土日は
朝9時から、夜8時ぐらいまで入り浸った。

ほとんど大学受験と同じぐらいの熱の入れようである。

独学とは言うものの、TACの市販教科書
・とおるテキスト日商簿記1級 (4冊)
・出題パターンへのアプローチ 日商簿記1級 (4冊)
・1級出題パターンの解き方
・パタ解き演習講座1級
・第93回ラストスパートゼミ

といったもので、試験の傾向と対策についてはつかむことができたので、ハンデ
は感じなかったし、当時は「集まれ簿記仲間」というサイトがあり、このサイトを
使い積極的に他の受験者との情報交換もできたので、予備校には及ばないもの
の効率的に勉強できたのではないかと考えている。

現在、「集まれ簿記仲間」というサイトは荒らされて原型をとどめていないが、
14年前と異なり、ネットには有用な情報も多く、参考書とネットを駆使すれば、
なんとかなる試験だと思う。

14年たち、管理職になった今も、このとき勉強した知識は、商業簿記で必要だっ
たPLはもちろんのこと、工業簿記や原価計算で必要な管理会計の知識も、部門
の予算や予実管理で十分に役にたっている。

nishoboki1.jpg


集まれ簿記仲間
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nakaman/


当時使った参考書・問題集は現時点のものにするとこんな感じだろうか。



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[ 2012年09月14日 05:39 ] 簿記 | TB(0) | CM(0)

建設業経理事務士2級合格までの道

先日、日商簿記2級についての勉強体験記を話したが、今日は建設業経理事務士
2級の体験記を話したい。

今では、資格の名前から「事務」という文字が消え、建設業経理士というそうで
ある。

私は、1級合格者でもあるので今でも月に2回程度、「建設業経理通信」という
メルマガを受け取っている。ほとんど読むことはないが一応保存している。

建設業経理士2級と日商簿記2級の何が違うのか?

違いは、建設業経理士のほうが難易度が若干低めで、科目の名前が少し違う以外
はあまり大差はないのである。

科目の違いは次の通り
建設業経理日商簿記
未成工事支出金仕掛品
完成工事原価売上原価
完成工事高売上高
完成工事未収入金売掛金
工事未払金買掛金

などである。

あと、日商簿記だと経費として考えられる外注費も損益計算書の分類項目上、
別に考えるが大した違いではない。

そういう試験なので、日商簿記2級の合格者であれば、20時間程度勉強するだけ
で受かることができた。

使った参考書は「出題パターンと解き方」というTACの参考書兼問題集1冊で、
あと参考にしたのは、資格王荒牧裕一氏のホームページぐらいである。

試験は、日大の藤沢校舎で受けた。試験の内容も日商簿記2級取得者であれば
簡単に取れる内容だったと思う。

kensetsukeiri2.jpg

アラマキ・コム
http://www.aramaki.com/


つづく


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[ 2012年08月24日 04:56 ] 簿記 | TB(-) | CM(0)

日商簿記2級合格までの道

私が簿記を勉強するきっかけになったのは、ぷりきっつあんという、以前このブ
ログに遊びに来てくれていた友人の影響である。

私が、会社に入り2年目か3年目ぐらい(1994年~1995年)の頃、いつもやって
いる長電話の中で簿記の話題になり、次の日に「簿記講義3級」という本を購入
した。

買ったのはいいが、中身が全くわからず、そのときは、情報処理1種を目指して
いたこともあり、すぐにあきらめた。

その後、仕事でオープン系の手組の生産管理システムを構築するプロジェクト
のメンバになった。

一応、上司はいたものの、私に丸投げされ、実質的に私がこのプロジェクトを、
切り盛りすることになった。
1億円規模のプロジェクトを、入社4年目ぐらいの若手に切り盛りさせるという
今考えると、滅茶苦茶な状況だった。

そのプロジェクトでは、残業時間が160時間という、過労死したら労災認定する
ような残業時間が半年つづいたのだが、何とか1997年12月に立ち上がった。

立ち上がった後、半年ほどバタバタしたのだが、何とか落ち着き、定時で帰れる
ようになるまで暇になった。

そのころ、記事の冒頭で登場したぷりきっつあんが、就職のために東京に
引っ越してきた。

友人の少ない私は、これで週末は一緒に遊べる友達ができたと思っていたのだ
が彼はLECという資格の予備校の自習室で、簿記の勉強をやるというのである。

先のプロジェクトで、原価管理に関して一通りの知識ができていた私は、再び簿
記の参考書を見せてもらうと、工業簿記についてはなんとなく理解できた。

一方、商業簿記は相変わらずわけが分からなかったのだが、彼の勧めるまま、
同じように毎週末LECで勉強することになった。 当然平日も定時に帰れるので、
勉強時間は確保できた。

少し横道にそれるが、私は資格の勉強をしたら、時間と勉強内容を記録している
ので、当時の記録を見てみると、1998/8/12から勉強を開始し、だいたい30時間
ぐらいで簿記3級の範囲を、50時間ぐらいで簿記2級の範囲を勉強し、70時間か
けて過去問を何度か繰り返しやった。 

参考書は、TACの「イメージテキスト」という今のネットスクールの「とおるテキスト」
元のバージョン、問題集は同じくTACの「出題パターンの解き方」というものを使っ
た。この2つを何度も繰り返した。

試験は、その時住んでいた市の商工会議所で受験した。この試験は商業高校の
学生が目指す試験でもあるので、女子高生が多かったことを覚えている。

出題された内容は覚えていないが、例年と同じような傾向の問題が出たと思う。
合計152時間の勉強の甲斐があり、1回の受験で合格できた。

それまで、情報処理の1種と2種には受かっていたが、それほど資格に執着してい
なかった私だったが、このLECでの勉強をきっかけに、毎年必ず資格を1つ取ると
いう目標を立て、2008年までの11年間ずっと達成することができたのである。

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つづく

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[ 2012年07月16日 05:39 ] 簿記 | TB(-) | CM(0)

日商簿記範囲と実務

日商簿記といえば、会計基準が変わるたびに、内容の変更があるので受験者
にとっては厄介なことだろう。

私が受けた11年前と比べると、工業簿記や原価計算は内容がほとんど変わっ
ていなかったが、商業簿記や会計学に関しては大きく変わっていた。

この11年の間に、会計基準の変更や会社法の制定などいろいろなイベントが
あったからだろう。

変更点としては、結構厄介な論点であった社債発行差金がなくなったり、役員
賞与が利益処分科目ではなくなったり、利益処分計算書という計算書が株主
利益等変動計算書となったりと、考え方が大きく変わっている論点もあるが、
変更点の多くは以下のように名前が変わっている程度におちついている。

 ・資本の部          → 純資産の部
 ・営業権、連結調整勘定 → のれん
 ・人格合一説        → 持分プーリング法(合併会計)
 など。

2015年には、IFRS(国際会計報告基準)が導入されることがほぼ確実だと
思うが、恐らく変更論点は連結決算に関するところが主なので、日商簿記試験
への影響は部分的だろうとは考えている。

話は変わって、会計基準が変わることにより一般部門ではどういう影響があっ
ただろうか? 

大きくは、リースに関する業務と工事進行基準だと思う。

今日はリースについて説明する。

従来、会社で物を購入した場合、購入後、リース会社とリース契約を結び、
リース会社から購入代金を受け取るという業務があったが、3~4年前からそれ
が無くなったという会社が結構あるのではないだろうか?

リースにはファイナンス・リースとオペレーティング・リースがあり、ファイナンス・
リースにも所有権移転と所有権移転外の2種類ある。
通常のリース契約は「所有権移転外ファイナンス・リース取引」という契約になり、
上場企業の8割がその形態だった。(*)

所有権移転外ファインス・リース契約は、昔から原則として売買契約と見なされ
ていたが、例外として賃貸契約の会計処理も許されていた。
これは節税対策となるため、多くの企業で賃貸契約と見なして会計処理をして
いた。

では売買契約と賃貸契約では何が違うのか?
簿記の世界で言うと、オペレーティング・リースや所有権移転外ファインス・リー
スは賃貸契約となり、毎月等に支払リース料として損金(税務上の費用) 扱い
に出来た。
仕訳で言うと
  (借)支払リース料 xx,xxx (貸)現金預金 xx,xxx
となり、固定資産はどこにも出てこない。

しかし2008年からリースに関する会計基準が変わり、所有権移転外ファイナン
ス・リースでは売買契約しか許されなくなった。
仕訳で言うと
  (借)固定資産 xx,xxx (貸)リース債務 xx,xxx
で表される。

借方の固定資産は通常の売買で取得した固定資産と同様、決算時に減価償却
が必要となる。減価償却費は全額を損金として計上できないので、税前利益
が多めに出るため、法人税を余分に払う必要がある。
(固定資産税は所有者であるリース会社持ち)

これでは、リース契約をするメリットが薄れ、約3割(*)の企業がリース契約を
見直し、辞めたり縮小したりしたのである。

日商簿記の世界では、11年前の教科書からこの例外処理の記述が消えただ
けにすぎず、勉強中心で実務経験がない人にはリース会計基準の変更前後で
何が変わったのか説明できない人もいるのではないかと思うが、実務をする人
にとっては結構大きな影響があったのである。

(*)社団法人リース事業協会資料より
http://www.leasing.or.jp/annnai/gaiyo/gaiyo2-2.pdf


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[ 2011年02月10日 06:18 ] 簿記 | TB(-) | CM(4)

会計の知識のまとめ作業

昨年は会計関係のシステムの構築にあたり、
自分の知識整理と部下への教育のために単行本を中心に10冊以上読んだ。

それだけでも知識は整理できてよかったのだが、
ある日、ひょんなことから夫婦喧嘩が起こり、11年前に購入した日商簿記の
「とおるテキスト」を捨てられてしまった。

「読んでないのに邪魔なだけよ」と嫁の売り言葉に、「必要なときに読むので
捨てても同じものを買うよ」と私。読んでいるのならと嫁を納得させ、amazon
で100円~1,000円に値崩れしている2~3年前の「とおるテキスト」を一式購
入した。
嫁に読んでいるところを見せなければと、読みながらEXCELにまとめるという
暇人もびっくりな作業を1ヶ月かけて行った。

商業簿記・会計学は会計基準が変わったり、会社法が施行されたりして変化が
あったが、工業簿記・原価計算はほとんど同じだった。

会計課に属してない限り重要なのは後者の方で、今の仕事でも結構役に立って
いる。若いときに会計の勉強をやっていて良かったと思う今日この頃である。








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[ 2011年01月06日 05:32 ] 簿記 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

旅好きおやじの日記

Author:旅好きおやじの日記
職業はIT関係です。
趣味は海外旅行(21カ国制覇)、読書、資格取得です。
取得した資格は以下のとおりで、半分趣味のようになってます。
情報処理(ITストラテジスト,システム監査,プロジェクトマネージャ,アプリケーションエンジニア,テクニカルエンジニア(システム管理),テクニカルエンジニア(データベース),ネットワークスペシャリスト,セキュリティアドミニストレータ,1種,2種)、元PMP、ITIL V3 Foundation、Oracle Master Gold、日商簿記1級、建設業経理士1級、英検2級

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