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ITインフラ系のテストでの教訓 その3

メインフレームの更新の際に得ることができた3つ目の教訓は、

「運用テスト項目は可能な限り正確に挙げる」

ということである。

5年前のメインフレームの更新の際に、運用テストの大切さを知り、今回の
プロジェクトの教訓としていた。

このため、今回のメインフレーム更新では運用テストを特に重視した。

プロジェクト側としてはそう思っても、メインフレームを使用している各部門
や各社の認識としては、「インフラの更新など、更新できて当たり前」と思い、
舐めてかかり、自己判断でいちいち面倒なテストを省略するという担当者も
出てくるわけである。

そのようなことがないように、運用テスト項目を提出させた後1点1点精査し、
新たに取り込むお客さんについてはメインフレームの環境だけではなく、お客
さんのネットワーク環境や業務内容についても整理させてもらった。

特に、今回新たに取り込むどのお客さんの情報システム部門も、1人で何役も
業務をこなすことを余儀なくされている人が多く、ちゃんとしたネットワーク
図やサーバの機能一覧なども、お客さんの頭のなかにあり見える化できてい
なかった。

お客さん側のシステムの更新はお客さんの責任でという原則はあるものの、
今回のメインフレームの更新は1箇所でもしくじると全体が切り戻しに
なるというリスクがあったので、新たに取り込むお客さんの環境の把握には
時間をかけた。

こういう方針のお陰で、運用テストの設計の際には、テスト項目の漏れを
指摘することができ、運用テストを十分に行ったという自負があったのだが、
プロジェクト側からすると本番移行後はじめてとなる仕様の通信が見つかり、
その通信ができないという問題が発生した。

問題が発覚した後、お客さん側でお客さんお抱えのベンダと共に2日かけて
代替手段を講じて事なきを得たが、2日にわたりその業務ができなかった。

お客さん側も、通信できなかった部分については、問題ないだろうと判断し
運用テストしなかったようである。

インフラの更新で、お客さんの業務システムの細部に至るまでプロジェクト
側で把握し切るというのも、工数がかかって難しいが、こういった漏れを
検出する手段を考えておくのが、このプロジェクトのクロージング時までに
まとめておきたい課題である。
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