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とあるIT系NPO法人の監査報告

先日、とあるIT運用系のNPO法人の総会があった。

このNPO法人では、世界で広く使われているサービスマネジメントのフレーム
ワークであるITILを、日本で運営している組織である。

私の部門でもこのNPO法人の会員になっているのだが、幽霊会員であり
活動には全く参加していなかった。

今年は、仕事も落ち着いているので、外の空気を吸いに行こうと総会に参加
してみたのである。

総会ではNPO法人が前年度の活動結果と、今年度の活動予定を説明し、
会員が承認するということが行われるのだが、NPO法人の理事の方々は専
門家なので、会員は活動の問題点など発見できるわけもなく承認の意思を
示す拍手するしかなく、儀式のような感じの会だった。

ただ、得るものもあり、ITILを日本で運営している人たちが、どういう考えに
基いて活動しているのかを知ることができたのはもちろんのことだが、NPO
法人の会計についてどういうところを監査するのかという観点を、監事から
説明を受けることができた。

NPO法人では、会社でいうP/Lに当たる「活動計算書」と、B/Sつまり
「貸借対照表」で決算している。

貸借対照表に関しては企業のB/Sとほぼ同じで、資産の部と負債の部はそ
のままで、資本の部にあたる正味財産の部からなるが、活動計算書は結構
違っている。

 Ⅰ.経常収益
  1.受取会費
  2.事業収益
 Ⅱ.経常費用
  1.事業費
  2.管理費
 Ⅲ.経常外収益
 Ⅳ.経常外費用

といった計算項目からなり、会員からの会費をどう使っているかを見るわけ
であるが、経常費用の事業費がそのNPO法人の目的を遂行するための費用
管理費は事業を遂行するにあたり必要な管理を行う費用であり、

事業費>管理費×2

になっていないと、天下り組織ではないかと疑うことができるということらしい。

また、経常費用が貸借対照表の正味財産とイコール、つまり、収益がなくても
1年は活動できるということが健全性を示す指標となるほか、
会計数値以外の監査の観点としては、理事の活動報告を監査するらしい。

NPO法人の中には、名前だけの理事というのも存在し、何も活動していない
のに金だけ受け取っているのではないかと疑ったりするというのである。

参加した総会のNPO法人については、これらの内容に非の打ち所がなく、
健全な活動であるとのことだった。

気が向いたら、胡散臭そうなNPO法人の活動計算書を調べてみたいと思った。
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